目次
100kmウォークって何?
100kmウォークとは、100km以上のコースを「歩いて」踏破するレースのこと。
制限時間は約24時間で、不眠不休で歩かなければなりません。
レース中は自分のペースで歩けますし、休憩も自由です。ただし、走るのは禁止です。
ツアー中には「エイド」と呼ばれる補給地点があり、飲み物や軽食が振る舞われます。
道中のコンビニなども利用できるため、食べ物や飲み物が切れる心配はありません。また、途中でリタイヤも可能です。
初めての人でもゴールできる?
100kmウォークのゴール率は「60~70%ほど」と言われています。「100人中、ゴールできるのは60人」と考えると、結構厳しいかもしれません。
ですが、参加者の声を調べていると「初めてでもゴールできた!」という声をちらほら見かけるため、 思い切って参加してみてはいかがでしょうか。
100kmウォークはどこで開催されているの?
100kmウォークは「北は北海道」から「南は鹿児島」まで、 全国で開催されています。
全国の100kmウォークまとめ(北海道~関東)
全国の100kmウォークまとめ(関西~九州)
100kmウォークに必要なもちものは?
100kmウォークに必要な持ち物は、主に
- 靴(シューズ)
- 靴下
- リュックサック
- 食べ物・飲み物
などです。
ポイントは「荷物はなるべく少なくして、重量を軽くする」こと。あれもこれもと持っていくと、重い荷物に体力を消耗してしまいます。
詳しくは下記リンクをご参照ください。
100kmウォークのもちものまとめ↓
100kmウォークにはどんな靴がおすすめ?
100kmウォークで歩くのは、99%が 「コンクリートの舗装路」です。
- 軽い(疲れにくい)
- クッション性がある(足が痛くならない)
- 通気性が良い(ムレない)
の三拍子が揃った「ランニングシューズ」です!
おすすめのシューズまとめはこちら↓
100kmウォークにおすすめのリュックは?
100kmウォークに使うリュックは「登山用リュック」がおすすめ。
- 容量が十分ある(20L~30L)
- 肩と腰で背負うため、上半身への負担が少ない
- 通気性が良い(汗をかきにくい)
- 背中に密着するので、背筋を伸ばして歩ける
などのメリットがあります。
おすすめのリュックまとめはこちら↓
レース中は何を食べるの?
長距離を歩いていると、胃が食べ物を受け付けなくなり、 おにぎりすら食べられなくなるときがあります。
そのため、100kmウォークでは「行動食」をおすすめしています。
「ようかん・チョコ・もち菓子」など、少量で高エネルギーを摂取できる行動食を準備しましょう。
おすすめの行動食まとめはこちら↓
どんな場所を歩くの?
100kmウォークは「小豆島を一周歩く」「琵琶湖を一周する」「しまなみ海道を横断」など、 コースも千差万別です。
コースによって難易度が変わるのも特徴で、たとえば「霞ヶ浦一周ウルトラフリーウォーキング」というレースでは、 湖の周りを歩くため、道がずっと平坦。 初心者向けのレースとなっています。
逆に「富士山一周ウルトラフリーウォーキング」では、富士山の周り(山道)を歩いて一周するため、 アップダウンが激しく、中~上級者向けとなっています。
ゴールを目指すなら、事前にコースの特徴を調べてみましょう。
100kmウォークの参加資格は?
100kmウォークに参加資格はありません。年齢制限は「成人以上」を対象としているものが多いです。中には「70歳でゴールした」という人もいます。
参加費はいくらぐらい? 100kmウォークの参加費は基本的に1万円近くします。わたしは「せっかく1万も払ったんだから、絶対にでもゴールしてやる!」 という意地が生まれました。
どんなトレーニングをしたらいいの?
100kmウォークにゴールしたいなら、とにかく「長距離を歩く」 ことです。長距離を歩いているうちに、
- 正しい歩き方が身につく
- 休憩を取るタイミングがわかる
- 体力・精神力が鍛えられる
などの知識・テクニックが身につきます。
詳しいトレーニング方法についてはこちら↓
筆者のウォーキングレベルについて
わたしのレベルは「1日に40km歩ける(東京~横浜間)」 「東海道500kmを歩いて横断したことがある」
ぐらいのレベルです。 100kmウォークは初参加だったけれど、120人中70位でゴールできました。
ゴールまで26時間も歩くことになり、頭はフラフラ、体はボロボロ。 「人生で辛かった出来事ベスト3」に入るレベルでした。
そんな過酷なイベントですが、 「自分の限界にチャレンジする!」というスリルを感じたり、ゴールしたあとに祝宴を上げたりと、 「辛いからこその楽しさ」もたくさんあるツアーです。
レースの体験レポートはこちら。
100kmウォークの種類について
レースには2種類あります。 1つは、参加者が自由なペースで歩く「フリーウォーク」。100kmウォークのほとんどがこのフリーウォークです。
もう1つは、参加者全員または5人ほどのチームで歩く「グループウォーク」です。周りについていくだけでいいので、初めての人は「グループウォーク」がおすすめです。
100kmウォークって楽しいの?
はっきりいって、辛さ8割・楽しさ2割ぐらいです。24時間も歩き通すため、ボロボロに疲れます。丸一日眠れないため、徹夜の辛さもプラスされます。
ツアーが終わった後、わたしは 「もう二度と参加するか!」 と思ったけれど、終わってしばらくすると 「今度は尾道のツアーに参加してみたいな」「今度は24時間でゴールしたいな」 など、次のレースのことを考えていました。
100kmウォークには、麻薬のような不思議な魅力があるのです。
100kmウォークはどんな人におすすめ?
100kmウォークに向いているのは
- 歩くのが好きな人
- 自分の限界を超えてみたい人
- 大きな目標にチャレンジしたい人
- ゲームで「ハードモード」を選ぶ人
などです。
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