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猛暑を吹きとばせ!秩父を遊びつくすツアーに出発
当ブログでは「あそびのコーディネーター」の「せいじ」が、日本全国の面白い遊びを紹介しています!
2020年。それは日本中が猛暑に襲われた夏。
まるで夏の情緒を楽しむというより、ひたすら暑さに耐え忍ぶような日々でした。
そんな真夏日の中、わたしは電車に乗って秩父に向かっていました。
秩父の魅力について
秩父は埼玉県の北西部にある、人口約6万人の町。
川や山に恵まれた秩父では、「荒川のライン下り」「カヌー」「登山」などの自然のアクティビティを楽しめるのが特徴です。
今回、わたしは土日休みを使って、秩父で「乗馬」「キャンプ」「キャニオンスウィング」の3アクティビティを満喫する「ひとり秩父旅」にでかけました。
馬の背に乗っておさんぽ。乗馬体験!
東京から2時間ほど電車に揺られ、そこからさらにバスに乗って40分。
到着したのは牧場「クリオステーブル」です。
周りは深い森。場内では馬がのんびりお散歩しています。
牧場クリオステーブルの特徴は「カウボーイ」が案内する乗馬を体験できるのだそう。
準備ができたら、早速馬に乗ってみます!
鐙に足をかけて鞍をまたぐと……するんと体が馬の上に収まりました。
カウボーイの犬木さんが乗る馬に引かれながら、公道をお散歩します。
乗馬は二度目だけど、やっぱり馬に乗るのって気持ちいい!
まるで肩車されているような、不思議な心地よさを感じられます。
景色もちょっと高くて見晴らしが良いし、パカパカと揺れる振動も気持ちいい!
そのまま馬に乗って牧場の周辺をお散歩。畑作業をしているおばちゃんに挨拶したり、空き地で馬に道草を食べさせたり、30分ほどの外乗体験を満喫しました。
ちなみにこの乗馬体験で、わたしの「アソビューの利用回数」は100回を越えました。
5年間で100回のアクティビティを体験したわけで、なんだか感慨深いものがあります。
店舗情報 「クリオステーブル」
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町 飯田1259番地
体験料金:6,000円
アクセス:花園ICより1時間
「山逢の里キャンプ場」でキャンプ
乗馬体験が終わると、わたしは山道を40分ほど歩いて「山間の里キャンプ場」へ行きました。
今日はここでソロキャンプです。
受付を済ませるとテント設営。
この日は全国的に猛暑日の警報が出た日で、山間にいるのにものすごく暑い! 汗だくになりながらテントを設営します。
「暑い……」
あまりの暑さに何もすることができず、テントで昼寝。
外ではアブラゼミとミンミンゼミ、そしてひぐらしのトリオによるセミの大合唱が続いています。
夜。ようやくセミたちの鳴き声が止むと、遠くから「サラサラ……」という川のせせらぎが聞こえてきました。
暑いのでテントの幕を開けると、涼しい風に当たりながら就寝。
「秩父祭の湯」を満喫!
次の日の午前8時。テントを引き払うと、山を降りてバス停まで歩いていきます。
バスに乗って西武秩父駅に戻ると「秩父祭の湯」で入浴。
昨日、一日汗だくで過ごしたから、風呂がメチャクチャ気持ちいい!
特に露天風呂。夏の日差しと吹き抜ける風が心地よくて、いつまでも入っていられそうです。
※チケットサイト「アソビュー!」では、入浴料110円OFFと岩盤浴セットがついたお得なクーポンを利用できます!
お風呂を出ると、施設内にあるフードコートで昼食。秩父名物のわらじかつをいただきます。
一口食べると、ザクザクの衣としっかり味の染みたカツがおいしい!
しかも身が薄いから食べやすいし、脂身も少ないので夏バテ気味でもおいしくいただけました。
店舗情報
住所:埼玉県秩父市野坂町1-16-15
アクセス:西武秩父線 「西武秩父」駅前
関越自動車道花園I.C.から国道140号線で31km
思わず大絶叫!秩父ジオパークで「キャニオンスウィング」
昼食が終わると小休憩。
今は日曜日の昼過ぎ。お腹はいっぱいだし、眠たいし、明日からバイトあるし、もうこのまま帰ってしまいたいな……
でも、最後の用事が残っています。わたしは電車に乗って「三峰口駅」へ行くと、「秩父ジオグラビティパーク」へ。
秩父ジオグラビティパークって?
「秩父ジオグラビティパーク」は2019年に「日本初の重力系アクティビティパーク」としてオープンしたアクティビティ施設。
高さ50mの吊橋を歩く「キャニオンウォーク」や、渓谷をブランコでスイングする「キャニオンスイング」など、荒川の渓谷を舞台にアドレナリン全開の遊びを楽しめます。
「なんだありゃ……」
秩父ジオパークに向かう途中、橋の上から「キャニオンウォーク」を体験している人たちの姿が見られました。
空中に架けられた吊橋を歩く光景、まるでクリフハンガーの世界だ……
そして秩父ジオパークに到着。わたしがこれから体験するのは「キャニオンスウィング」という体験です。
ブランコに座り、高さ57mの空中から振り子のようにぶん回されるという、絶叫間違い無しのアクティビティです。
受付を済ませ、ハーネスを着用すると、ジャンプ台へと案内されます。どうしよう、今更だけどすごく怖い。心の準備がまったくできてない!
キャニオンスウィングをやることを決めたのは体験の2日前のこと。乗馬を体験するついでに予約したので、恐怖への覚悟を全くしていなかったのです。
わたしの心配をよそに、あれよあれよとスイングの準備は進んでいき、ついにわたしはブランコに座った状態でジャンプ台へと案内されてしまいました。
わたしがブランコの上から見た荒川の景色がこちら。めっちゃ高え……めっちゃ怖え……! 「落ちたら死ぬ高さ」なんてレベルじゃない!
(それにしても、荒川ってすごくキレイだなチクショウ!)
荒川の透き通った流れは、恐怖心を少しだけやわらげてくれました。
変な話ですが、これだけ川がキレイだと「事故で川に落ちてもいいや」と思えてしまうのです。
「それじゃあ行きます! 3,2,1,バイバーイ!」
わたしの体は空中に投げ出され、地上へと落ちていきました。
全身が宙に浮いて、そのまま落下していくという恐怖。胃がきゅうっと縮んで、吠えるようにブルブルと震えます。
そのまま体は振り子運動の要領で、グイーンと反対側へ引っ張られていきます。
ほとんど体がむき出しなので、吹き付ける風や落下するGまで、ありとあらゆる衝撃が伝わってきます。もう声にならないぐらい怖い! でもちょっと気持ちいい!
スイングが終わるとウィンチで回収してもらい、キャニオンスイングは終了。
肝が冷える体験だったので、すっかり体の方はヒエヒエでした。
店舗情報
住所:埼玉県 秩父市 荒川贄川729
アクセス:秩父本線「三峰口駅」から徒歩約10分
関越自動車道「花園IC」より国道140号線、皆野寄居バイパス経由で約2時間
体験料金:11,000円
オプション:動画購入・2,000円
秩父の良さを再確認!
秩父を訪れるのは二度目ですが、やっぱり秩父は良い!
標高がないので、正直言って暑いです。
でも、汗だくになりながら田舎で遊び回るのって、少年時代の夏休みを彷彿とさせて、どこか懐かしいんですよね。
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