2021年現在、ハンコ作り体験は在庫切れにより終了しました。
現在はグラス作り・フォトフレーム作りの2種類を体験できます。
目次
リューター体験で、ガラスのハンコを彫ってみた
子どもの頃、メモやノートにペタペタして遊んだスタンプ。
スタンプを押すと、ただのメモが重要な書類に変身したようで、
とても楽しかったことを思い出します。
浅草にオリジナルのハンコが作れると知り、実際に体験してきました。
※ハンコの在庫は2020年10月現在、まだまだ余裕があるとのこと。
でも、気になる方は早めに体験するのがオススメ!
「ちいさな硝子の本の博物館」について
「ちいさな硝子の本の博物館」は「浅草」駅から徒歩6分の場所にありました。
まるで雑貨屋さんのようなかわいい雰囲気です。
館内ではガラス関係の本の展示や、墨田の職人が作ったガラス製品の販売が行われています。
博物館でも入場料は無料。自由に館内を回れます。
お店の窓からはなんと、スカイツリーの全景が見えます。
これは、浅草の新しい名所になりそうな予感。
こちらは店内写真です。
こぢんまりとした雰囲気がかわいらしい、ウッドベースのお店です。
「ちいさな硝子の本の博物館」でリューター体験
「ちいさな硝子の本の博物館」では、リューター体験というアクティビティが開催されています。
これはリューターという研磨道具を使って、ガラスに模様を彫る体験。
体験で作れるものは「ガラスのコップ」と「ガラスのハンコ」の2種類があります。
今回はハンコ作りを体験!
デザインの決定~下書き
体験を担当してくれたのは、館長の村松さん。パワフルで、とても明るい女性の方です。
リューター体験では、まずはハンコの形を選びます。
ハンコは「通常サイズ・大サイズ・りんご型」の3種類。
大サイズとりんご型はサイズが大きい分、彫れる面積も広めです。
わたしは印鑑サイズのものが欲しかったので、通常サイズにしました。
続いて、ハンコに彫るデザインを下書きします。
「よかったら、これを参考にしてください」
と、村松さんがサンプルを見せてくれました。
見てみると「ありがとう」「おめでとう」などのメッセージを彫る人や、自分の名前を彫る人など、アイデアは十人十色です。
わたしは自分の名前から「誠」という字と、
ネコの肉球を彫ることにしました。
「お名前を彫るのでしたら、篆刻(てんこく)文字がありますよ」
村松さんはそう言って、篆刻文字の辞書を見せてくれました。
「誠」で引いてみると……
む、難しそう。しかも読めない。ここは通常の漢字でいきます。
まずは下書きを行います。
カーボン紙に下書きを書いたら、その下書きをハンコに転写。
ハンコに下書きが写るので、そこをリューターで彫っていきましょう。
リューターでガリガリ。ハンコを削る作業
下書きができたら、いよいよリューターを使用します。
リューターとは回転するドリルを使って木・金属・ガラスなどを削る機械。
キュイーンと回転する音を聞くと、歯医者さんの気分を味わえます。
まずはガラスのコップを使って、削り方を練習します。
リューターの刃を当てるとコップがガリガリ削れて、細い先を引けました。
村松さんいわく、うまく彫るポイントは「たてに線を引く」こと。
横に削ろうとすると刃がぶれてしまうので、
数字の「1」を描くように線を引くことで、キレイな線になるそうです。
そして本番。
ハンコを台に固定すると、下書きを彫刻していきます。
うっかり手が滑ったりしないよう、思わずリューターを握る手に力が入ります。
作業中は真剣で、時には息を止めるほど集中していました。
ここで嬉しいサービス。村松さんが、作業中の写真を撮影してくれました。
自分から「撮ってください」とは言いにくかったので、とても嬉しい気配りでした。
こちらの写真は、わざわざお店の外から撮ってくれた写真。
色々なものづくりのお店に行っていますが、ここまでしてくれたお店は初めてです。
ある程度彫れたら、実際にハンコを押してみて、完成具合をチェックします。
そのプロセスを撮った写真がこちら。
左が一番最初に彫ったもの。線が細く、ネコの肉球にボリューム感がありません。
なので同じ場所を何度も彫って、線に太さを出していきます。
一番右が完成した図です。文字も太く、肉球もネコらしさが出て、大満足の仕上がりになりました。
オマケでハンコの表面もデザイン!
ハンコの作成にかかった時間は40分ほど。
すると村松さんが、
「ちょっと時間に余裕があるので、良かったらハンコの表も彫りますか?
表と裏、両方ハンコにできますよ」
と提案してくれました。
ということで、急遽ネコの顔を彫ることに。
(=`ω´=)←こんな感じの顔を下書きすると、
最初と同じように削ります。
オリジナルハンコの完成!
手書きのハンコはキュートでポップなデザイン! ちょっとゆるい印象もかわいらしいです。
メモや手紙にペタンと押せば、
「なにこれ、どこに売ってるの!?」と注目されること間違いなしです。
さっそく誰かに見せたいけど、何に捺印しようかな……。
朱肉について
ガラスのハンコは印鑑よりもちょっと大きめのサイズ。
そのため印鑑サイズの朱肉だと、ハンコが入らない場合があります。
100均に大きめの朱肉が売っていることがあるので、サイズが合わない場合は100均へ行ってみましょう。
体験の感想
初めて使うリューターにちょっと緊張したけれど、ほぼ下書き通りに彫れて安心しました
自分でデザインをイメージして、それがハンコになった時の感動もよかったです。
なにより、館長の村松さんは教え方がとても親切な人でした。
教え方は丁寧だし、体験中の写真も撮ってくれたし、
「また行きたい!」と思わせてくれるお店です。
体験料金は、消費税・体験料・材料費込みで2,200円。
ハンコはメモにペタペタしても楽しいし、お祝いのメッセージを彫って、プレゼントにするのもおすすめです。
ガラスのコップ作りも楽しめます!
別の日、わたしは再びお店に足を運ぶと、ガラスのコップ作りを体験しました。
ハンコ作りと同じ用に、コップに下絵を書くと、リューターでガリガリ。
すりガラス模様が美しい、マイコップの完成です!
すりガラス模様が白く際立っており、手書きっぽい味が出ているのもグッド。
コップは200mlほどのミニサイズなので、オフィスに飾って楽しむことにしました。
在庫があるうち!体験はお早めに
ガラスのハンコ作り体験ですが、「ハンコの在庫がなくなり次第終了」となっております。
2020年10月現在、新しい在庫が入ったため、まだまだ余裕はあるそう。
でも、いつなくなるかはわからないため、気になる方はお早めにお申し込みください!
体験の予約について
体験は基本的に予約制です。
「予約内容」から体験したい日時や時間帯を選び、予約をリクエストします。
(※予約は確定ではありません。お店からの返答を待ちましょう。)
電話番号……03-6240-4065
対応時間
水~日 10:00~19:00
祝月・火 11:00~18:00
月曜定休(祝日の場合は翌火曜休み)
空席があれば、当日のご案内もできます
ツイッターで空席情報もつぶやいているので、
「どうしても今日行きたい!」となった時はチェックしてみましょう。
ツイッターアドレス
https://twitter.com/chiisanakanchou
「ちいさな硝子の本の博物館」について
公式サイト……http://glass-book.jugem.jp/
体験料金……2,200円(消費税・体験料・材料費込み)
アクセス……各線「浅草」駅から徒歩6分
駅を出てから、吾妻橋を渡ってすぐの場所にあります。
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