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「3月のライオン」のスノードームを作った話
1巻を読んだ時は「『ハチクロ』とくらべて、暗いお話だな、大丈夫かな」 と思いました。
でも、主人公が自分の居場所を探す懸命さ、 そして、人との交流を通じて何かを取り戻していく様子は、読んでいて深く心を揺さぶられました。
特に、5巻~6巻の山場シーンは、何度読んでも思わず泣いてしまいます。
浅草にスノードームの専門店があり、 「好きな写真を現像して、スノードームにできる」
というサービスがあることを知り、早速体験してきました。
浅草駅から徒歩5分。スノードームの専門店へ
浅草駅から徒歩5分ほどの場所に、「和のスノードーム専門店 Petal」 はあります。
スノードーム専門店とあって、店内にはバリエーション豊かな作品がズラリ。
浅草らしく、東京タワーや雷門をテーマにしたスノードームもありました。
ホログラムのような立体感。フォトドームを作ろう
講師の人に挨拶すると、スノードームづくりの開始。 まず、体験で作れるサンプルを見せてもらいます。
最近のスノードームは、まるで絵画のような賑やかなデザインでした。
ドームには表と裏があり、2つの背景が楽しめる贅沢仕様。
これは「フォトドーム」と言って、 ドームの中に好きな絵・写真などを飾れるタイプだそう。
フォトドームを見ていると、ホログラムのような立体感がありました。
ドームの中には複数のシート(パーティション)が入っていて、 それを重ねて入れることで、手前と奥で立体感が生まれるのだそう。
かわいい素材でいっぱい!スノードーム作り開始
スノードーム作りではまず、スノードームの種類を決めます。
スノードームには白い雪が舞う「パウダー」と、キラキラの「ラメ」の2種類があり、自分はラメを選択。
まずはスマホに保存しておいた画像を印刷してもらいます。(1枚100円) (※画像サイズは2MB以内)
現像された画像はインスタントカメラで撮ったような、素朴なタッチに。 この画像がスノードームになってずっと飾れると思うと、なんだかワクワクします。
シートを飾るデコ素材は、なんと100種類近くありました。 小さくてかわいいストーン、ぷっくりと立体感のあるシール、動物やお菓子のシールなど、 どれでも選び放題。まるでバイキングです。
「『3月のライオン』はネコがよく出るから、ネコのシールを使おう」 「食事をするシーンが多いから、このお弁当のシールを貼ろう」 という風に、作品のイメージに合ったものを探す楽しさがありました。
講師の人曰く、素材の種類には特にこだわっているとのこと。 かわいい切り絵を自分たちで作ったり、お客さんの要望を反映しているそうで、 スタッフの人の「良いスノードームを作って欲しい!」という情熱を感じます。
作業はシールを貼るだけでなく、立体感を出す作業も楽しかったです。 厚みのあるシールを奥に貼り、ペラペラのシールを手前に貼ることで、背景が浮き上がって見える。 この作業が難しくて、とてもやりごたえがあるのです。
気がつくと、作成時間の目安が1時間なのに、2時間近くも作業していました。
シールの配置を考えたり、立体感にこだわったり、一度こだわると、一生終わらないなコレ……
作業にドハマリしている自分を、講師の人は優しく見守ってくれました。
「『わたしと友達の分、2個作るの!』って言って、お昼から閉店時間までいたお客さんもいますから。 ゆっくりでいいですよ」
じっくり時間をかけた、オリジナルスノードームの完成!
そして、『3月のライオン』のオリジナルスノードームが完成。 かわいい猫とかお弁当のシールをたくさん使って、作品の世界観を出せて満足です。
スノードームは自室に飾って、日常的に楽しんでいます。
ドームをひっくり返すと、しゃらら……と雪が舞い上がり、漫画のキャラクターたちがふっと現れる。
その瞬間が楽しくて、 ときおりひっくり返しては雪を舞わせています。
「スノードームは子どものおもちゃ」と思っている人がいたら、ぜひお店に行ってみて、実物を見てもらいたいです。
その立体感は、まるで濃厚な絵画を見ているような感動があるはず。
また、好きなアニメ・漫画のグッズが欲しい人にもオススメ。 公式絵や名シーンを印刷して、スノードームの背景にできます。
オススメポイント3点
・最近のスノードームのクオリティの高さを体感できる
・好きな画像を持参して、好きなアニメ・漫画の痛スノードームを作れる
・パーツが豊富なので、何時間でもこだわって製作できる
店舗情報
店名:「和のスノードーム専門店 Petal」
HP:https://you-bi.co.jp/shop/
体験料金:4,290円
アクセス:東京都台東区浅草1-18-10 地下鉄線「浅草」駅徒歩4分
現在は閉店……
とても素敵なお店だったのですが、コロナの影響で現在は閉店となっています。
東京でスノードーム作りを体験するなら世田谷区池尻にある「スノードーム美術館」に行ってみてはいかが?
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