ワクワクする遊び

アメに命を吹き込もう。浅草「アメシン」でアメ細工を体験 vol.12


日本全国の面白い遊びを紹介!

当ブログでは「あそびのコーディネーター」の「せいじ」が、日本全国の面白い遊びを紹介しています!

「休日やることないなぁ」「新しい趣味が見つからないなぁ」という人は、記事一覧をチェック!

 
あそびのずかん・記事一覧へ

浅草で飴細工を体験できる!?

「浅草で飴細工してきた!」

ツイッターで新しい遊びを探していたら、気になるつぶやきを発見しました。

調べてみると「飴細工アメシン」というお店で、飴細工を体験できるようです。
飴細工なんて職人の人しか体験できないのでは……? 面白そうなので、会社のメンバー5人で遊びに行きました。

浅草 飴細工アメシンについて

「浅草 飴細工アメシン」は隅田公園から少し離れた、小さな住宅街にあります。

 

店内には職人が作った飴細工が展示されており自由に見学可能。

どの作品もまるで飴細工とは思えない、ガラスのような美しさです。

「飴細工」といえば「金太郎飴」しか知らない自分にとって、まるで異次元のレベルでした。

いったい、どうやったらこんなキレイなものを作れるのでしょう…。

また「うちわ飴」という、飴に絵が描かれた作品もありました。

こちらは購入可能ですが、もし買ってももったいなくて食べられないかもしれません。

 

溶けた飴をこねこね。飴細工のうさぎ作り

時間になり、飴細工体験が始まります。参加者は十数人ほどおり、結構人気なようです。

飴細工体験で作るものは「うさぎ」。まずは講師の人が作り方を実演してくれます。

まん丸い形をした飴を、ハサミで切って、伸ばして……

あっという間にうさぎが完成。あまりに手際の良さに一同は感嘆するばかり。

「えっ、どうやって作ったの?」

まるで手品でも見ているような気分でした。

1stトライ

飴細工では「飴を伸ばす・飴を切る・形を整える」の3つステップでうさぎを作ります。

作業で使うのはハサミだけ。

作り方のマニュアルをしっかり読んで、うさぎ作りに挑みます。

最初にまん丸い飴を渡されるのですが、溶けかけの飴はけっこうアツアツ。

飴はお餅みたいな感触で、ぐいーんと伸ばせます。

「ここを伸ばして耳にして……あっ、もう固まっちゃった!」

飴は一度冷えるとカチカチになり、それ以上成形できません。

かといって急いで加工しようとすると、溶けた飴が熱い!

火傷しないよう慎重に、なおかつすばやく作業していきます。

最初に作ったうさぎがこちら。

うさ……ぎ? これを見た会社のメンバーからは

「人を襲いそう」

「クリーチャー」

と、さんざんな言われようです。

2ndトライ

気を取り直して2回目のチャレンジ。

講師の方がもう一度実演してくれるので、メンバー全員、食い入るように見つめます。

なんの苦もなくすいすいと出来上がっていくうさぎ。

いったいどうやったらあんなにリアルなうさぎが作れるんだ……!? 自分のうさぎは、あんなにトゲトゲでギザギザなのに……

2回目に作ったうさぎがこちら。

 

うーん、やっぱり「とげとげクリーチャー」から進化できない……あの丸みはどうやったら出せるのかな。

講師の方のうさぎと見比べると、あまりの落差に涙が出そうになります。

みんなうさぎ作りに苦戦しており、ヤケクソで「へんてこうさぎの品評会」を開催することに。

どれも個性のあるうさぎばかりで、思わず笑ってしまいます。

お互いのうさぎを笑い合っていたら、気分がスッキリしました。

Lastトライ!

うさぎ作り3回目はついに本番。泣いても笑ってもこれが最後です。

本番では真っ白い飴を渡されます。今まで使ってきた飴は練習用で、溶かして再利用したものだったのです。

講師の人は今回もお手本を見せてくれます。わたしたちはその動作を穴が空くほど見つめると、いよいよ作業開始。

「まずは耳を作って、前足を伸ばして……しっぽを作ったら、後ろ足をちょん……」

最後とあって真剣そのもの。わたしは周りの音が聞こえなくなるほど集中しました。

そして完成したのがこちら。

うさぎ……だよな。うん、うさぎだな。

食紅で目をつけたため、よりうさぎっぽさが出ている気がします。

完成したうさぎはみんなで品評会。

最初はギザギザモンスターしか作れなかった5人ですが、3回目にはかなり上達していました。

  

「前脚が攻撃力高そう。っていうか『兎』って(1枚目)」

「ボディが馬っぽいけど、結構うさぎらしさ出てるね(2枚目)」

「これが一番うさぎっぽくない?(3枚目)」

最後は集合写真を撮影。

どれも立派なうさぎに見えてきました。

 

完成したうさぎは袋にいれてお持ち帰り。展示用の箱(300円)に入れて飾ることもできます。

練習用に作ったうさぎは鍋で溶かして再利用されます。

わたしはなんとなくありがとうを言いたくなりました。

 

飴細工体験を終えて

飴職人じゃなくても楽しめる飴細工体験。メチャクチャ難しいけど、とても楽しかったです。

最初は作り方を理解するので精一杯。でも、練習を通じて少しずつ上達を実感できます。

また、講師の人が3回もお手本を見せてくれるという、その心配りも嬉しいです。

「1日ではとてもマスターできない。だからこそもう一度トライしたい!」

そんな奥深い体験でした。

また、飴細工はグループで行くのがオススメです。

みんなでヘンテコうさぎを作って見せあいっこすると、ものすごく盛り上がります。

飴細工を体験する上で注意したいこと

飴細工体験では火傷とケガに注意しましょう。

溶けた飴は本当に熱いです。うっかりぎゅっと握ると、火傷する恐れがあります。

また、固まった飴はカチカチで、とがった部分に刺さってケガをする恐れがあります。

飴にはなるべくゆっくりさわること、飴はとがった部分を丸くすることを意識して作業しましょう。

石原さとみも体験した飴細工

わたしが好きな「東京メトロ」のCMでも、飴細工が取り上げられています。

ムービーでは石原さとみがカチカチになった飴に苦戦する様子が写っており、体験した人が見ると「ああ、わかる!」という気持ちになります。

東京メトロ・飴細工でうさぎを作ってみよう!

体験の予約について

飴細工体験は予約制です。メールまたは電話でご予約ください。
※2回目以降の参加の場合、「いぬ」「ねこ」の飴細工に挑戦できるようになりました!

アメシン 体験教室
http://www.ame-shin.com/workshop/

予約が確定したあとは、原則予約のキャンセルはできないのでご注意ください。(人数変更を含みます)

店舗情報

店舗名:浅草 飴細工アメシン「浅草 本店工房」
体験料金:一般 3,100円(税込)
子供・(高校生以下):2,500円(税込)
営業時間:11:00〜18:00
住所:東京都台東区今戸1-4-3 1F
定休日:毎週木曜日

他の記事もチェック!

当ブログでは「あそびのコーディネーター」の「せいじ」が、日本全国の面白い遊びを紹介しています!

「休日やることないなぁ」「新しい趣味が見つからないなぁ」という人は、他の記事もチェック!

 
あそびのずかん・記事一覧へ

 

関連記事

  1. ワクワクする遊び

    コロンと丸くてかわいい! 浅草でとんぼ玉作りを体験 vol.6

    浅草にあるとんぼ玉工房で、コロンと丸いとんぼ玉を作ろう!…

  2. ワクワクする遊び

    休日にやることがないあなたが、やりたいことを見つける3つの方法

    あそびのコーディネーター「せいじ」についてはじめまして、「あそびの…

  3. ワクワクする遊び

    東京で楽しめるものづくり・ハンドメイド16軒まとめ!

    東京のものづくり・ハンドメイド教室まとめ!当ブログでは「あそびのコ…

  4. 手織工房じょうた

    ワクワクする遊び

    吉祥寺観光にあそびをプラス!初心者でも楽しめるあそび6選

    吉祥寺観光にあそびをプラス!初心者でも楽しめるあそび6選「住みたい…

  5. ワクワクする遊び

    秩父を遊び尽くせ!乗馬&キャニオンスイングを体験 vol.32

    猛暑を吹きとばせ!秩父を遊びつくすツアーに出発当ブログでは「あ…

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

動画作成はじめました

ブログをメールで購読

あそびのずかんを購読して、最新の記事をチェックしよう!

4人の購読者に加わりましょう

最近の記事

PRサイト:アソビュー!

PAGE TOP